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第30回 京都SST研究会のご案内

 初夏の候、ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。平素は京都SST研究会へのご理解とご協力を賜り、厚く御礼申しあげます。
 下記のとおり「第30回京都SST研究会」を実施いたします。研究会にご参加くださる皆さまのご協力により、今回で京都SST研究会も第30回を迎えることとなりました。今回は、精神科医の中村道彦 先生による『アンガーマネジメント』の研修会を行います。「キレる」ことが社会的に注目される昨今、怒りの感情やイライラとうまくつき合い、表現するの方法はとても重要なソーシャルスキルの1つであると思います。
 ご多忙中とは存じますが、趣旨をご理解のうえ、ご参加くださいますようお願い申しあげます。

ご案内

日時
2011年7月9日(土)13:30〜16:00(13:00 受付開始)

場所
長岡ヘルスケアセンター(長岡病院)デイケア棟2階カンファレンスルーム

参加費
¥5,000 ( SST普及協会会員:¥4,000 )

定員
35名(先着順)

〆切
2011年7月2日(土)着 

講義と演習『アンガーマネジメント』
講師 長岡京駅前メンタルクリニック所長 中村 道彦 先生(精神科医)
司会 : 角谷 慶子 (長岡ヘルスケアセンター 精神科医)
進行 : 久保 基治 (長岡ヘルスケアセンター 看護師)

※※申込み用紙にご記入のうえ、FAX・郵送・Eメールでお申込みください。
※定員オーバーの場合は事務局から連絡いたします。
※自動車でのご来場はご遠慮ください。

問合せ先:
〒617-0843 京都府長岡京市友岡4-18-1 長岡ヘルスケアセンター内 京都SST研究会 事務局
tel 075(951)9201 / fax 075(954)1210/e-mail shinri@nagaoka.or.jp(担当:片山)


申込み用紙のダウンロード

アンガーマネジメント

 怒りは自然な感情であるが、その表現法によっては大きな問題を引き起こすことがある。最近では、若者(もとより若者だけではないが)の「キレる」ことが悲惨な事件の発生に関わり、社会的に注目されてきた。キレずに怒りを表現をする技能は誰にとっても大切なことであることから、小児期から教育現場で怒りの対処を学ぶ機会が求められる。そこで私たちは学校における心理教育の一環として、ニューヨークのアルバート・アインシュタイン医科大学の故ワイルダー教授が開発した「ABC技能訓練」から、「怒りとうまくつき合うための学習」の他に「友達とうまくつき合うための学習」「いざこざをうまくかわすための学習(仮題)」を学校教育の現場で利用できるように編集し直した。これらの心理教育プログラムを京都府・大阪府・滋賀県の小学校〜高等学校で実践してきたが、今回はこの経験に基づいて「 怒りとうまくつき合うための学習」のシミュレーション版を紹介する。
当日は「怒り」と心理教育について簡単な解説をした後、参加者の方に「生徒役」になっていただき演習を実施する予定である。

(中村 道彦)

● 講師プロフィール ●
中村 道彦(なかむら みちひこ)
精神科医/医学博士
  昭和48年 京都府立医科大学 卒業
  その後、滋賀医科大学 講師
      東京都精神医学総合研究所 副参事 研究員
      京都府立医科大学 助教授
      京都府精神保健福祉総合センター 所長
      京都教育大学 教授
      同大学 保健管理センター 所長 を経て…
  現在、長岡京駅前メンタルクリニック 所長
  主な著書:『怒りとうまくつき合うために』金芳堂/2006年
       『パノラマ精神医学 映画にみる心の世界』金芳堂/2007年

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